ハリウッド・スキャンダル

「拓郎さ〜ん」「ああ、金田さん」「かね“た”です。か・ね・た!」ってもぉ〜、見た〜い(泣)。「ムー」大好きだったですよ。「ムー一族」も。映像化してないみたいなんだよな。「新御三家だったら誰が好き?」って言われたあの時代、私は全然子供だったんだけど(むしろたのきん世代。)「私ならひろみだね、ひろみ!」とTVを見ては思っていた。ジュリーも勿論素敵だったけど彼は少し上だもんね。ヒデキはワイルドすぎて全くときめかず、ゴローはカックラキンのゴロンボ刑事のイメージが強すぎる、けど歌がものすごくウマいという印象、その中でひろみは一種独特の存在だった。なにしろあの女の子のような甘いマスク。そしてあの一度聴いたら忘れられない強烈な声。最近の彼の声は円熟味も増し、年を重ねてアダルトな魅力たっぷりの歌を歌ってとても素敵なのはわかるけどやっぱり私にとってのひろみはあの「あははははは〜」って信じられない笑い方をしながらお茶の間を楽しませてくれたひろみなのだ。そしてバラエティとドラマの境界線といってよいのか悪いのか、一体あれは何だったの?と今考えても頭抱えて悩んでしまうほどの超不思議ドラマ、「ムー」そして「ムー一族」。ホント、あの一種独特の世界は何だったんだろう。全くもってナンセンス、だけどあのジェットコースタードラマが私は好きだった。そして足袋屋の息子、宇崎拓郎役を演じていたあの頃の郷ひろみが私は好きだった(ひろみより希林さんファンだったんだけどさ)。何を郷ひろみについてこんなに熱く語りたくなっていたかというとこの2日間、画像アップできず、えーんと思いながらこの「ハリウッド・スキャンダル」を聴いて「ひろみ、サイコ〜(泣)」とハマっていたから。ホント、ひろみの声ってば不思議なのよ。アイドルだからルックスはよしとしてもあの声を最初に聴いた時の衝撃は忘れられない。「きみたち女の子ぉ、ぼくたち男の子ぉ〜♪」というあの声、一体どこから出てくるんだろうと思うほどの金属的とも言えるであろうあの声。甘いルックスからは想像もできない硬めな、というか不思議な声の衝撃。ウマイのでもヘタなのでもなく、あの声質に驚いた。近田春夫先生も(近田先生は郷ひろみが好き)彼の声を「プラスチック」と言っていたし。だけど曲がメチャクチャ良い!その後も出す曲出す曲、全てがかっこいい。うーん、スゴイなあと子供ながらにひろみの曲を聴いては思っていた。
当時、テレビをつければ今と違って歌謡番組とかがたくさんあって、売れてる歌謡曲なんかもレコードを買わずにいても自然と耳に入ってきて、1番の歌詞、ヘタすれば曲の全部を普通に歌えたりしたものだ。今ってそーいう歌が悲しいけれどないわけではないが、非常に少なくなっている気がする。というか子供から大人まで誰もが「いい曲だねー」と共通に思える音楽が減ったような気がしてならない。あ、話がそれてしまった。で、当時の歌謡曲ではやっぱりジュリーが凄かった。そしてその次ぐらいにこの郷ひろみがいた。やっぱりどちらもいい曲をたくさん歌っていた。別に私は歌謡曲オタではないけれど、ひろみの音世界に改めて感動している。
『THE GREATEST HITS OF HIROMI GO』そしてそんなひろみの初期作品ってカッコ良かったよなーと思いながらあちこち検索してこのCD↑を発見。ここで試聴できるんだけど、ハンパじゃないほど音楽的にスゴイことになってますよ。カッコイイ!!やっぱり筒美京平先生ですもの。当たり前だよね。今更驚くこともないんだけど、全曲鳥肌ものにカッコイイ!のだ。私もさっきまでずっと試聴してこれ、借りよう(買おうじゃないのね)と思った。「花とみつばち」のギターなんてグラムロックまっつぁおですよ。そこにのっかるあのプラスチックヴォイス!イカス〜\(◎o◎)/!「恋の弱味」なんて近田春夫&ハルヲフォンで近田先生、コピーしてるし(笑)。コーラスの「はは〜ん、あはは〜ん」とかのあのセンスも今聴くと最高に痺れる。「ムー」好きな私は言うまでもなく「お化けのロック」「林檎殺人事件」が歌えちゃうし。Mr.アダルト・南佳孝の「モンロー・ウォーク」なんかも「セクシー・ユー」というタイトルで歌ってるし…私は個人的に[DISC-1]が凄く好きだな。どれ聴いても驚くほどの完成度の高さ。
その中でもTOPの写真の「ハリウッド・スキャンダル」が私の中でのひろみ・ベストオブベスト。これも試聴してもらえばわかる通りの超がつくほどのおセンチさん狙いの一曲だ。初めてこの曲を聴いた時、私の胸は高鳴った。「いつものひろみじゃない!」。いかにもナイトフィーバーなこのジャケ。いかにもトラボルタ決めてるでしょ、アナタ!的なひろみのポーズ。そして当時を反映するこの文字のライト。そりゃミラーボールぐるぐる回っちゃうでしょ的美メロに女子は弱いんだなー。全くもーひろみってば!ちなみにこれ、筒美京平先生作じゃないです。詞は阿木燿子、曲は都倉俊一。最高にメロウで最高に切ない一曲。いい曲ってイントロから既にカッコイイのよね。ふー。歌謡曲だからってバカにするものではない。むしろ歌謡曲だからこそ子供からお年寄りまでもの心をぐっと掴む、名曲が多いんだから。いやー、しかしこのひろみのベスト盤にはまいっちゃいました。[DISC-1]を聴きたいがために私は借りようかと今真剣に悩んでいる。
今でも噂を気にするあたり
俺 爪の先まで びっしり びっしり
俺 爪の先まで 惚れていたのさ
男のすべてを欲しがるなんて
君 髪の芯まで びっしり びっしり
君 髪の芯まで 女だったよ
…すごくいい曲なんだけど「びっしり」ってのが気持ち悪いと思われ。
近田先生もこれに関しては同意見的なコトを言われてましたナ。








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