
いや〜、凄かったっすね。昨夜の久世光彦追悼ドラマ「寺内貫太郎一家」。あれ、見たのなんてまさに昭和の時代で、リアルタイムでも見たような記憶があり(当時恐らく幼稚園?)、再放送でも何度でもやっててさ、どのくらい見たことか!大好きだったよー。
「時間ですよ」、「寺内貫太郎一家」、「ムー」、そして「ムー一族」。この4本が私のノスタルジー魂と共に“何が何だかワケわかんないけど、とにかくすごい「ジェットコースタードラマ」”として今尚心の中で記憶に残っているのだ。きっと永遠に私の心の中にこの4本はあるのだと思う。「ジェットコースタードラマ」と思うのはいきなりの話の展開とか、突然金田(かねた)さんと拓郎が「林檎殺人事件」とか歌い始めたり、瞬きすると大事なシーンを見逃すのではないか?と思っちゃうほどにスピード感のあるドラマで、私が今まで見てきたドラマの中でもスペシャルな位置に存在しているのだ。
このドラマは老舗の石屋が舞台。昭和の時代に存在していたカミナリ親父を中心に生活する家族が繰り広げる日々を描いたもので、まだ核家族化が進む前、多くの人の触れ合いがゆるやかに流れていた時代(しかし、このドラマに出てくる人たちは普段生活する中で、あまりいないであろうかなり個性的な人たちばかり)の話だ。当時は相当の視聴率があったんだよね。貫太郎(小林亜星)が妻を平気で殴り、息子とは真剣勝負の激突(当時の亜星の体重を考えたら物凄い事だったんだろうな…)、そしてちゃぶ台をひっくり返すのは日常茶飯事…そんな貫太郎一家のにぎやかな毎日。
昭和のゆるい感じが、あの人々の笑い声が、そして彼らのファッションや時代を感じるたくさんの家具とか目に見えるもの、彼らから感じるやわらかな雰囲気、そして独特の空気…全てが懐かしく、嬉しく、当時は笑いながら見たであろうあの番組だったのに、昨夜は何度かぐっと涙を堪えそうになった。貫太郎が家族に手をあげたり、頑固にしているのも、本当は家族を愛する心あるからこそなんだな。そして貫太郎一家の周りに住む人たちもみんな、お互いがお互いを信じる事の出来る時代だったからこそのあたたかさが更にこのドラマを素晴らしいものとしたんだよな。
なによりも良かったのはおばあちゃん役の悠木千帆(樹木希林)がニマ〜っと笑いながら壁に貼られた沢田研二の超特大ポスターを見つめて言う名台詞「ジュ〜リ〜〜〜♪」。最高で最高で、恐らく20年以上ぶりに見たそれに涙したのは言うまでもないことで。昨夜はノスタルジーな気持ちでいっぱいの最高の夜でした。
で、私の心の「時間ですよ」(風呂屋:
「おかみさ〜ん、時間ですよ〜!」by マチャアキ)、「寺内貫太郎一家」(石屋:
「ジュ〜リ〜♪」by 悠木千帆)、「ムー」、そして「ムー一族」(足袋屋“うさぎや”:
「一応な」by 郷ひろみ)、これ、全部久世さんが関わっていたと今になって知る愚かな私。ああ、他の作品も全部見たいなぁ。
「寺内貫太郎一家」がこの度DVD BOXで出たそうな。これ、やっぱり早く買わないと売り切れちゃうんだろうな。「俺たちは天使だ!」もBOX買いそびれちゃったしな。つー事はなにかい?この流れでいくと「時間ですよ」、そして私がずーっと願っていた「ムー」&「ムー一族」もDVD化されるって事??可能性なくはない!!むふ〜ん♪
あと、できる事なら、「夕日が丘の総理大臣」と「朝日が丘の大統領」もDVD化して欲しいです。この辺が出たら絶対に買う!!「寺内貫太郎」、只今引越しでバタバタ中ゆえ、悩み中というか保留。落ち着いたらポチ?(w
私が最近のドラマに魅力をあまり感じないのはこの時代に大好きなドラマがたくさんありすぎたからなのかなぁ。好き嫌いはあるかもしれないけれど、見逃した人や見た事のない人に是非、借りてでも見て欲しい作品だ。こういう時代があったって事を思い出すのもたまにはいい。
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