
時代はプログレだ。いや、今日のアタシのアタマの中は「危機」のリック・ウェイクマンの指と誉志幸くんでいっぱいだった。朝の通勤音楽は相変わらずYesの『危機』だった。う〜ん、今日もウェイクマンってば一体何本手が…いや、何本指があるんじゃろ〜みたいな事を思いつつ、過去に鍵盤弾きだった事もあって彼のプレイにゾッコン惚れっ惚れになってアルバム『危機』をバックに聴きながら車を…いや、聴くのの方がメインとなって車を走らせていた。心、ここにあらず。心、ウェイクマンのプレイへまっしぐら。リック・ウェイクマンのキーボード、好みはあるだろうがやっぱ同じ鍵盤の道を志したものとしてはこの人のプレイ、苦手ではないのだ。いや、この人のプレイは鍵盤弾きは絶対に聴かねばならぬ道なのだ。コムロ聴かずにこっち聴け。だってまさにロック・キーボードの真骨頂とも言える彼の超カッコイイプレイにアタシはメロメロ。
あ、メロメロで思い出した。昨日買ったプログレ赤本にはメロトロンマークってのがいちいちアルバムのジャケの脇についてるのだ。それはメロトロン(テープを使ったアナログサンプラー)を使用したかしないか、ということではなく、メロトロンを堪能できるアルバムのマーク…らしい。そんなマークをいちいちつけるだなんて…嗚呼…あまりにも…(以下略)。
で、話を元に戻すと、あのウェイクマンのキーボード!鍵盤弾きにはたまらんのですってば。まるでシーケンサーで処理されたかのようなあのフレーズ。アタシはシーケンサーがある時代なのにシーケンサー大嫌いで(指があるなら己で弾けよ、という強い信念があったので。自動演奏するぐらいならやめちまいな、的な…笑)、絶対的に指がつろうが、どんなに赤く腫れようが、手で弾くのをよしとしていたので、彼のあの弾きっぷりに感動せずにはいられない。別にこれといった特別な革命的なプレイとかがあるわけではないのだが、彼の凄いところは、シーケンサーのないあの時代にあのスケールとかリフを誰にも負けないくらいに早く弾いて、それも全くリズム崩しも乱しもせず、あくまでも心殺して機械になりきったような完璧な人間シーケンサーになっているところ!ゾクゾクする。聴いてて、こう何て言うのかなぁ、「わぉっ!\( ̄▽ ̄*)/!」って胸が熱くなっちゃうっていうか。なんてったって機械になりきって弾くって事だけでもドキドキするのに、鍵盤弾きとしてのカッコ良さひとりじめだよ、このアルバム。
立派な鍵盤弾きを目指す若人はこのアルバムを聴きながら「ウェイクマン養成ギプス」を両手全指につけ、アルペジオやらスケールやら日々練習に励むべし。恐らくこのアルバムを聴いたと聴かないとじゃ天国と地獄ぐらいの差。刺激刺激の連続で、色々なアイディアが洪水の如く溢れ出てくるはず。夢のような世界が広がるはず。勿論そこに妖精はいる。だからコムロ聴くならコレを聴け。なんてな。
しかしマジで言う。1曲目「危機」のラストは涙で溢れて車なんて運転できなくなるぞ。あまりにも美しすぎるそこはパラダイス!\( ̄▽ ̄*)/!
誉志幸くんについてはまたいずれ機会があった時にでも。
BGM:『Close to the Edge(危機)』 Yes
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